慢性の肩こり

40代の女性の方ですが、肩こり歴はもう学生の頃から。中学生頃から悩まされています。最近は仕事上パソコンに一日中触りっぱなしのデスクワーク。

このような方たくさんおられるのではないでしょうか?どこに行ってもあまり改善の余地なく現在に至ってます。

この方の肩こりは右側の肩は背中上部から。左側は下肢足の裏からきていました。

それで肩を揉んでも改善しないのですね。慢性的なものは肩こりでも腰痛でもあまりそこに問題がないことが多いです。それは人間の体は運動連鎖(テンセグリティ構造)からなっているからですね。

テンセグリティは緊張(tension)と統合性(integrity)を合わせた造語です。

テンセグリティ構造は圧縮材(骨)と張力材(筋)からなっています。

テンセグリティ構造は連続的圧縮構造と比べると安定性は低いが弾性は大きい。テンセグリティ構造の一角に負荷をかけると、構造全体(ストリング、および骨の両方)はわずかに適応する。負荷が大きすぎると構造は最終的に壊れるが、壊れるところは必ずしも負荷をかけた場所の近くとは限らずテンセグリティ幾何学の考えでは、ある部位緊張が加わると張力ラインに沿って構造全体に緊張を分散させ、緊張が加えられた部位から離れた脆弱な地点で『たわみ』が生じ、崩壊や倒壊が起こる可能性がある。そういう身体の構造に基づき施術をしています。なので、慢性の肩こりや腰痛は痛いところが悪い場所じゃないですね。

慢性の肩こり、腰痛の方ぜひ、お気軽にご相談くださいね。